新機能ハイライト

マルチチャンネルインターリーブ対応
WaveLab Elements 11 はマルチチャンネルイーターリーブファイルへの対応を拡張し、オーディオエディター上でのマルチチャンネルインターリーブ編集を実現しました。最大 5.1 サラウンドの WAV ファイルに対応し、他のモノラル / ステレオファイルと同様に、マルチチャンネルファイルの読み込みや編集、保存を行えます。
豊富な編集ツールを揃え、任意のチャンネルのみ外部エディターを使用することも可能です。オーディオモンタージュでは、マルチチャンネルオーディオファイルを自動的にモノラル/ステレオクラスターに分離でき、大容量のマルチチャンネルファイルも素早く読み込めます。プラグインをチャンネルクラスターごとに独立して処理することも可能です。

オーディオを視覚でモニター
WaveLab Elements 11 は WaveLab Pro からさまざまな解析メーターディスプレイを移植。レベル / 周波数分布 / 位相を正確に可視化します。

簡単に音質向上
トラックインスペクターに加わった「ワンノブ」スタイルの Clean / Enhance セクションにより、素早く簡単にトラックの音質を向上させることができます。Clean セクションは DeEsser、Denoiser などの整音ツールで構成され、不要なノイズを瞬時に除去できます。Enhance セクションは EQ やリバーブの適用、また Voice Exciter を使った会話の強調、Maximizer を使った全体の音圧向上などが可能です。

新しい VST 3 エフェクトプラグイン
WaveLab Elements 11 は DeEsser、Expander、Mix6to2、MonotoStereo、PingPong delay など7種類の新しい VST 3 エフェクトプラグインを追加。さらに詳細で正確な編集や仕上げを可能にします。

ポッドキャストや Vlog に
ポッドキャストや SNS でファンを増やすためには、クリアでわかりやすく、内容も充実したオーディオコンテンツが必須です。WaveLab Cast から専用機能を引き継いだ WaveLab Elements は、高音質のポッドキャストに必要な録音、編集、仕上げ、そして配信までの機能を凝縮しています。

完璧なポッドキャストを
WaveLab 11 シリーズは WaveLab Cast と同じポッドキャスト用機能を搭載。サンプリングレート 96 kHz / 32ビットの直接録音や、スマホやハンディレコーダーなどで録音したオーディオの読み込みに対応し、シンプルなインスペクターやコントローラーや豊富な VST 3 プラグインを使って、音質を向上できます。音を仕上げたら、BGM やジングル、イントロなどを組み合わせましょう。新しいダッキングシステムは、ボイストラックで会話が始まると他のトラックのレベルを自動的に下げ、聞き取りやすい会話やナレーションを約束します。そしてポッドキャストが完成すれば、WaveLab Elements から5つのポッドキャスト配信サービス Buzzsprout / Castro / Podbean / SoundCloud / Spreaker に直接、エピソードをアップロードすることができます。

Vlog に便利なビデオ対応
WaveLab Elements 11 は Vlogger 必携の機能を多く搭載。ビデオファイル上のオーディオの一部または全体を、他のトラックのオーディオと差し替えることが可能になりました。またビデオの質はそのまま、元のオーディオをより洗練した編集バージョンと差し替えることも可能です。読み込み、編集、レンダリングは簡単に行えます。

LIN One ディザリング
WaveLab Elements 11 はディザリングに対するアプローチを一新しました。プラグインのスペシャリスト MAAT Incorporated が開発した新しいディザリングプラグイン LIN One が、最高の結果をお届けします。

その他の改良
新しいスタートアップアシスタント、VST 3 プラグインの改良、無制限のファイルサイズ対応、入力割り当ての改良、チャンネル管理、オーディオモンタージュのマルチコア処理など多くの改良を施しました。